A-11
作品紹介
閉鎖された中の空間で生活を送る母と子
外で生きる女と外の住人の男
子から観る外の世界は・・・
映画/2019年/カラー
お知らせ
京都芸術大学映画学科 卒業制作展のアフタートークを録画配信しています。
出演:
鈴木卓爾さん『嵐電』(監督)『セトウツミ』『佐々木、イン、マイマイン』(出演)
鴨林諄宜『A-11』『19-1-117』(監督)
CAST
石田健太、上村妹子、神崎みどり、鈴木卓爾
STAFF
撮影:温少杰、西川裕太
照明:清水杏奈、池谷佳菜代
録音:野村漱介、坪内温大、謝梓賢
美術:塚本侑佳、神村早紀、愛美里、宮田颯、沖中真由、笹木奈美、児玉尚美
衣装・メイク:平井茉里音、山本桜
プロデューサー:石田ひかり
助監督:伊藤練
監督
鴨林 諄宜
Tomonari Kamobayashi
1999生まれ 大阪府出身
映画が好きで京都芸術大学に入学。
やがて映画を作ることに興味が湧き、3回生時に中編「A-11」を監督。
作品へのメッセージ
「機材や協力者を増やすのではなく今あるものを十分に活用するべきです。作家の動く身体、作家の想像力に富む心、この二つを使う自由」この言葉に魅せられ、何度も思い出し作品を作りました。自分の中に向けて作ったものが、外へ出るときは自分の想像を軽々と超えて欲しいです。
浴槽のシーンが好きだと思いました
去年、高原校舎で拝見しものすごく好きになった作品です。確か、昨年コロナ自粛の時にも配信で観て、今回の卒展でもアーカイブで観られてとても嬉しい。
特に今回は自宅に籠る時間が多くて、それがコハクとリアルに繋がりました。
石田健太さん、上村妹子さんの透明感が好き。
映画館の中で鈴木卓爾さん演じる映画館スタッフに
「おじさん、ここで映画観たことある?」と聞くセリフ。
(車椅子の人は)どうしてここじゃないとダメなのか?と問う部分。
コハクの言い方は優しいのだけれど、観ている側に鋭く突き刺さってくる言葉たちです。
34分という時間の中に妹子が最初に放つ
一言が見事に表現されているなと思います。