花心 ファーシン
予告編
物語(あらすじ)
写真家の祖父・哲郎の写真展の手伝いをする祐二。
カメラに興味を持ち始めた矢先、哲郎の訃報に接する。
写真に“魂が吸い取られる“と言っていた哲郎を撮ってしまった過去の行動に後悔しながらも、写真の魅力に惹かれる祐二は、哲郎の被写体の女・麗と出会い私を撮って殺してと志願される。
CAST
岸水小太郎/相田祐二(あいだゆうじ)役
Kishimizu Kotaro
2001年生まれ。京都府出身
出演作:
『水魚の交わり』(監督:村田陽奈)
作品へのメッセージ
生きること。死ぬこと。それらに理由など必要ない。
ただ、生きているときに何が残せるのか。死ぬときに何を遺せるのか。
残し遺されるものに写真はぴったりで。
交わることはなかったであろうふたりが、共通のひとりの大切な人を亡くし、交叉していく。
遺されたものを纏い、なにかを残そうと奮闘し、生きようとするふたり。
本作に登場するたくさんの人物たちの生きるエネルギー。
ぜひみなさんに見届けていただきたいと思います。
前田紗葉/麗(れい)役
Maeda Suzuha
2000年生まれ。大阪府出身
人間関係に悩んでいた小学生の頃、女優になれば今とは違う人生を生きられるのでは、自分じゃない人物になれるのではないかと思い、女優を目指す。
主な出演作品…田中さくら監督 映画『夢見るペトロ』(第16回田辺・弁慶映画祭 俳優賞受賞)、NHK土曜ドラマ『みをつくし料理帖スペシャル』(2019)、マイナビバイトweb CM『いろいろある篇』(2022)など
作品へのメッセージ
大切な人が目の前からいなくなってしまう。やっと見つけた安らぎだった。またか。またなのか。
自分のもとからいなくなってしまったことに、悲しみや喪失感を感じるだけでなく、怒りを覚えることもあるのではないか。
そしてまた、新たに人の温かみに触れることで、それは例え短い間のまやかしなのだとしてもまた一歩、少しずつ前に、そうやって繰り返し進んでいくしかないのではないか。そんなことを思いながら、実際に感じながら撮影を行っていました。
STAFF
プロデューサー:中川美里
撮影・カラーグレーディング:安本未玖
照明:山田颯馬
録音・整音:佐伯いずみ、冨山侑起
美術・衣裳:中川美里、長堀葵
制作:時岡怜美、中川美里、⻑島佑記、山田颯馬
編集:瀬戸邑佳、安本未玖
助監督:瀬戸邑佳
脚本・監督:安本未玖
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