記憶を結びつける、場所と音。少しだけ待って欲しかった、そんな日。
作品紹介
日常を切り取ったような、はたまた妄想のような。劇的な瞬間がある訳では無いが、そこに何を感じるだろうか。
映画『さみしくない道を選んで帰る』を製作する中で派生した短編作品。
同作を観る前でも、観た後でもご覧いただけます。
元作品
映画『さみしくない道を選んで帰る』
アイドルグループ『さみしくない道を選んで帰る』のメンバー・ツムギ(20)が好きな大学4年生の朋未/ともみ(22)は、京都に住んでいるいとこ・在咲子/あさこ(25)の家に居候をしている。
在咲子は高校の養護教諭をしているが、家事が苦手で恋愛気質なところがあり、年下の朋未が度々年上のように思えるようなふたりの暮らし。
卒論を執筆してはツムギの情報をチェックする、バイトから帰ったらツムギのグッズを開封する。就活も終えている朋未は、大学卒業に向けてそんな落ち着いた日々を送っていたが、ある日、ツムギがアイドル活動を卒業することが発表される。
しかしそこで何が変わるわけでもなく、朋未の、朋未の周りの人びとの毎日も、ただ進んでいくばかり。
朋未の大学の同期・平松/ひらまつ(21)。まちをさまよう青年・ショウ。
曇った平日の鴨川デルタ、もうすぐ閉店する駄菓子屋、
ある家族が法事をおこなうお寺、だれかをおくる大文字の送り火。
たとえばアイドル。そのファン。そしてたまたまそこには関与していないひとも、京都というまちで、いち人間としての時間をただ生きている。
CAST&CREATOR
岡本大地/金髪の青年役 編集・整音・構成
Okamoto Daichi
2000年11月7日生まれ。静岡県出身
京都芸術大学 卒業制作作品として、
2019年『静謐と夕暮』(梅村和史監督)
2023年『ともしび祈』(伊澤萌音監督)
2023年『さみしくない道を選んで帰る』(柏原音生監督)に出演。
竹内 櫻/少女 役
Takeuchi Sakura
2000年11月13日生まれ。愛知県出身
京都芸術大学 短編制作として
『浮かぶかたつむり』(2020)
中編制作として
『チョコレートクラウン』(2021)
卒業制作として
『さみしくない道を選んで帰る』(2023)
に携わる。
柏原音生/企画・監督・撮影
Kashiwabara Neo
2001年2月14日生まれ。東京都出身
高校時代は都立総合芸術高校で日本画を学んでいたが、いくつかのきっかけで映画製作の道を志す。
大学1回生時、北白川派第8弾『CHAIN/チェイン』(福岡芳穂監督)で初めて現場に足を踏み入れる。次第に自身で演出をしてみることに興味を持つようになり、3回生時に中編制作ゼミで演出・撮影を経験する。
企画・監督作品は『さみしくない道を選んで帰る』が初となる。
演出作品に『チョコレートクラウン』(2021)、
助監督作品に『浮かぶかたつむり』(2020)、『WATCH OVER!!』(2021)がある。
勝井翔太/撮影・照明
Katsui Shota
2000年9月30日生まれ。京都府出身
目標もなく生きている中で、あるきっかけで多くのクリエイターと出会い、その影響でカメラマンを目指すようになる。
・『距離感』(2020)撮影
・『あいいろ』(2020)撮影
・『二度寝の夢の続きがみたい』(2021)撮影
・『さみしくない道を選んで帰る』(2023)撮影・照明
その他、MVなどプロモーション系映像や音楽LIVEの撮影経験などがある。
紙屋陽子/録音・整音
Kamiya Yoko
2000年9月10日生まれ。千葉県出身
ハロー!プロジェクトが大好きです。
【お知らせ】
アンジュルム NEWアルバム
『BIG LOVE』
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西澤花香/美術・衣裳・宣伝
Nishizawa Hanaka
2000年8月17日生まれ。滋賀県出身
主な出演作品
『カンパニュラの少女』(監督:安本未玖)
『ここに私、あなたと』(監督:角木理沙)
『さみしくない道を選んで帰る』(監督:柏原音生)
松山 菫/美術・衣裳・宣伝
Matsuyama Sumire
2000年5月3日生まれ。大阪府出身
・AbemaTV「恋する週末ホームステイ」第二弾 大阪女子
・映画『スカーフ』的場政行監督(SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 国内コンペティション短編映画部門ノミネート作品)原案・主演
・短編映画『継ぎの物語』下山天監督(有限会社楽映社)主演
・映画『さみしくない道を選んで帰る』在咲子役
原光多郎/録音・整音
Hara Kotaro
2000年5月25日生まれ。愛知県出身
・映画『チョコレートクラウン』(2021)時任こよみ役
・映画『さみしくない道を選んで帰る』(2023)平松役
小学生の頃から映画や舞台が好きだったため、高校ではデザイン工学を学ぶ。
次第に映画のセット、宣伝用のフライヤーなど少しでも携われる仕事をしたいと考え映画学科へ進学するが、入学してからは自身が前に出たいという気持ちが強まり、俳優部を志すことを決意。
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