1期生 三野龍一監督の活躍!『近江商人、走る!』『鬼が笑う』
現在、映画学科13期生卒業制作展”ミレニアムシネマ“が盛り上がっていますが、1期生 三野龍一監督の活躍も止まりません!
三野監督最新作『近江商人、走る!』が、12/30から全国各地で絶賛公開中。そして、二作目の『鬼が笑う』が東京都のMorc阿佐ヶ谷で再公開しています!こちらのページでは、三野監督の三作品をご紹介したいと思います!
全国各地で上映中!痛快ビジネス時代劇!
『近江商人、走る!』(2022年公開)
出演者
上村 侑 森永悠希 真飛聖 黒木ひかり 前野朋哉 田野優花 他
あらすじ
公式サイトから引用
近江商人との出会いから、大津の米問屋大善屋で丁稚奉公することとなった銀次。それから5年…商才を発揮する銀次は、店の仕事だけではなく、職人の互助組合作りや茶屋の看板娘お仙のアイドル化計画などを手掛け、町の人々を助ける。そんな彼の元には同じ店の楓、眼鏡職人の有益や大工の佐助など仲間が集まるようになった。悪辣な奉行の罠によって、大善屋が千両もの借金を背負う。先輩の丁稚蔵之介の父も関わるこの悪企みから店を守るため、銀次は大津と15里=60km離れた堂島の米の価格差を利用した裁定取引を思いつく。電話もネットもない時代、飛脚でも半日掛かる距離を越え、情報を迅速に入手するため、銀次たちが仕掛けた壮大な作戦とは?
予告編
Morc阿佐ヶ谷で再公開決定!二作目にして、衝撃作
『鬼が笑う』(2021年公開)
出演者
半田周平、梅田誠弘、赤間麻里子、坂田聡 他
あらすじ
https://filmarks.com/movies/98953より引用
それは愛する人のために犯した罪だった…。袋小路の男を描く骨太な人間ドラマ母と妹を暴力から守る為、父を殺めてしまった石川一馬。社会復帰を目指し、更生保護施設で生活を始めるが、社会は彼を「人殺し」と非難する。彼は次第に生きる希望を失っていく。ある日、一馬は職場のスクラップ工場で外国人労働者へのいじめに巻き込まれる。皆がいじめから目を背ける中、なりふり構わず止めに入った中国人労働者の劉の姿に目を覚まされる一馬。劉との交流を通じ、自分の望む幸せを掴もうと立ち上がるが‥。
作品を見た学生の声
SNSなどで度々見られる非難や炎上。主人公の青年も「父殺し」「人殺し」として避難されてしまう。この作品は、表面的な部分だけを見るのではなく、その奥にある主人公の生い立ちや世間の正しさなどを問い続けている。
予告編
映画祭
◯[アメリカ]第12回「リッチモンド国際映画祭(アメリカ)」 OFFICIAL SELECTION部門 ノミネート
◯[ブルガリア]第26回「ソフィア国際映画祭(ブルガリア)」 INTERNATIONAL COMPETITION – OUT OF COMPETITION 部門 選出
◯[エストニア]第25回「タリン ブラックナイト映画祭」 OFFICIAL SELECTION部門 ノミネート
◯[日本]第13回「日本芸術センター 映像グランプリ」 ノミネート
◯[日本]第18回「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 」 国際コンペティション部門 ノミネート
三野監督作品処女作。生きがいを求めた青年の葛藤を描くドラマ
『ROJINFARM』(2019年公開)
出演者
半田周平、麻生瑛子 他
あらすじ
公式サイトより引用
母親が病気になったことをきっかけに、和彦は仕事を辞めて実家へと戻っていく。やがて彼は老人ホームで働き始めましたが、慣れない老人たちの介護、仕事を終え帰宅しても母親の愚痴を聞かなくてはならないという過酷な日々の始まります。施設の方針やそこで働く同僚らの考え方に疑問を持ちながらも、和彦は入居者が楽しく笑顔でいられる理想を抱き続け、日々の業務を誠実にこなしていく。そして、職員たちに反抗的な態度をとり、自己主張することを躊躇わない入居者アイコに感化された和彦は、ホームでの仕事に生きがいを見つけようとするが、アイコの施設からの失踪をきっかけに、彼の心は大きく揺らぐことに…。
作品を見た学生の声
画の色味やセリフの生々しさから感じるおぞましい空間。けどそこには登場人物たちがいて、ただ生きている。老人ファームという籠の中に、ただ生きている。葛藤を抱えながらも生きている。私にとっては、「生きている」ことを感じた作品だった。
予告編
現在、U-NEXT、ビデオマーケット、Hulu、Amazonプライムビデオ、GYAO!、ひかりTVで配信中!どれかに入会していたら見られますので、ぜひご鑑賞を!
現在公開中の『近江商人、走る!』や、2/16まで東京のMorc阿佐ヶ谷で公開中の『鬼が笑う』を見る前に三野監督がどのような作品を作ってきたのか、興味がある方はぜひ『ROJINFARM』もご覧ください!
また、1期生 三野監督の後輩でもある13期生の後輩の卒業制作展”ミレニアムシネマ”も絶賛公開中!D STUDIOでは映像作品の配信なども行っていますので、併せてご覧ください!
”ミレニアムシネマ”とは
過去、映画上映イベントを2回開催し、その集大成となる映画学科13期生の卒業制作展。映像作品だけでなく、脚本や論文、写真、音楽などの、色とりどりの学生作品が展示されている。学生の多くが2000年という大きな時代の節目”ミレニアム”な年に生まれたことから名付けられる。詳細はサムネイル写真、もしくは”ミレニアムシネマ“から!